ビジネスソリューション
業務改善 (プロセス改善) の考え方


- プロセス分析は,業務プロセスの
・可視化・定量化 (= 誰でも分かる) し,
・コンストレインツ・ボトルネックを発見し,
・コンストレインツ・ボトルネックを改善し,
ビジネスプロセスを短縮することにあります。
プロセスを単純化することは業務を楽にするという発想です。
- 業務は3つの要素で成り立っています。「機能・プロセス」「組織・人」「方法」です。
業務の分析・改善は,水平的に業務の流れに注目し,それが,顧客にもたらす成果に注目することを意味
しています。
一般に,企業で発生する問題の85%以上は,業務プロセスの改善で解決でき,適切なスキルアップ訓練で,
残りの10%は改善でき,残った 5%の問題だけが,実質的な“人の問題”であると言われています。
分析および改善されなければならないのは,業務・プロセスであって,それを実行する部門や人ではあり
ません。
- プロセス (活動) の実態は,得てして,
「いままでやっていたから…」
「いずれ必要になるかもしれない (上からいつ必要だと言われるか分からないから,とりあえず…) 」
「持っていないと不安…」
など,目的がはっきりせず,必要性についても,明確になっていない場合が多く存在します。
業務プロセスは,お客様 (次工程) へのアウトプットを,要求される以上の短時間 (コスト換算可能) で,
適正品質で出すことが重要であるにも関わらず,アウトプットそのものが目的になってしまっている場合
があります。
プロセスの再定義・改善は,プロセスを可視化し,お客様志向に則った,時間短縮,コストダウン,新た
なサービス (業務) を実現するものなのです。
- 改善8原則
プロセスに対して以下の改善をします。8原則については,改善発想の順序でもあります。
まずは,プロセスそのものを無くすという発想から始めるということです。
無くせなければ,簡単にする (=単純にする) 方法を考えることです。
そして,最後に,機械化 (自動化) によるプロセス改善を行うことになるのです。
・廃止 : 目的不明確・方法不適切な場合です (廃止デメリットの許容可能) 。
・容易化 : 楽 (=単純なプロセス) にします。
・消滅 : 一連のプロセスから除外 (または移動) します (影響度の判断必要) 。
・標準化 : 方法・成果を標準化します。
・計画化 : 重複避け,先々見越した事前準備により一連プロセスを短縮化します。
・同期化 : 手持ちを防ぐ (=バッチ的処理の撲滅) とともに,ピークをならします。
・最適分担 : 集中化または分散化による一連のプロセス作業の分担をはかります。
・機械化 : プロセス支援として武装化 (自動化) します。
この改善8原則を実践することは,難しいように思えますが,お客様 (CS向上) 志向で考えることです。
自社の常識ではなく,一般常識で考えることが必要です。コモンセンス (常識) とは,そういう思考です。